見る高さ

基本的に見る場所は、低ければ低いほどがよい。(=標高がゼロに近いほうがよい) 具体的には、小樽港の南北防波堤や高島、埠頭などの海岸沿いが望ましい。

 

ただし、水天宮(約55m)小樽公園(標高50~80m前後)の高さからでも上位蜃気楼 (=高島おばけ)を目撃している。標高100mぐらいまでなら目撃できる可能性は高いでしょう。具体的には、東雲町から港方向に下る坂道、手宮緑化植物園(約60~80m)、 祝津(しゅくつ)のおたる水族館(約25m)なら十分可能性があります。

 

あるいは、ご自宅や近所から蜃気楼化されやすい石狩湾新港の球形タンク群などが見える場所を探すという手もあります。たとえば、桜陽高校近くの高台(約60~70m)や商業高校そばの坂道(約80m)、富岡町の高台にあるレストラン(約60m)、 最上公園(約140m)、平磯公園(約60m)あたりでも十分可能です。

また、標高300mでも蜃気楼が発生するというレポートもあるので、もっと高いところから上位蜃気楼を見て、小樽で一番高いところから見た人物となるのも楽しいかもしれません。

山からの高島おばけ観察ポイント

その場合は、赤岩山(約371m:西赤岩)、下赤岩山(約279m:東赤岩)、毛無山(約548m)、旭展望台(約190m)、天狗山(約532m)や自然の村展望所(約430m)、塩谷丸山(約629m)、春香山のふもと (約100~120m)あたりの山の頂上や中腹、または、祝津霊園から祝津へ向かう山回り道路(約100m)上などから狙ってみてください。 左図参照

その対象・距離

初めて見るなら、対岸の石狩湾新港の球形タンンク群、特にLNGタンク(高さ:54m、直径85m程度)とモスグリーン色の球形タンク2基(高さ約32m、距離約22Km)がよいでしょう。これらは、上位蜃気楼になりやすく、肉眼でも確認しやすいからです

高島おばけ対象物の位置と距離

次に、工場などの建造物をチェックしましょう。 (東洋水産手稲スラッジセンター&下水処理工場)

 

また、銭函のおたるドリームビーチの「海の家も確認しやすい対象です。

 

そして、高島岬トド岩を狙ってみましょう。

 

慣れてきたら、雄冬岬(おふゆみさき)や航行する貨物船などを確認しましょう。

 

近くから見た対象物画像

上段左から、「石狩湾新港タンク群」、「北石狩衛生センター」、「スラッジセンター」、「タンク群とマンション」、下段左から「ドリームビーチ海の家」(現在なし)、「祝津の高島岬」、「トド岩」、「フェリー」 

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